マキノについて
今年2009年は2月半ばから3月にかけて雪はなく暖かい日と雨の日の多い年だった。 3月初めに蕗の薹が、春分の頃にはツクシやカタクリに花がみられ、カスミ桜もほぼ満開状態になった。鹿の食害は対策が効いたのか少しは少なくなったがウサギによる食害は…
里山は人と野生動物が共存している自然豊かな環境であるから、必ずしも人にとって都合の良いことばかりではない。猿や鹿は今日の農家にとっては害獣であり、休日に都会から来る人にとっては可愛い動物でもある。スズメバチは一般には害虫として、時には人命…
春の雪解けとともに里にやってくる鹿にチューリップを初めとする春の花々とその新芽等を鹿が食べにやってくるため無粋ではあるが庭に柵を巡らし、なるべく目立たない網を張っていたが、5月に入り、周囲も山も新緑に変わり始めたのでこれら鹿対策を取り除い…
雪が溶け植物が活動を始める頃の我々の楽しみは庭に出て山菜を探すことから始まる。まず蕗の薹、次いでタラの芽、木にトゲがある。雑木林の中の木は誰かにすぐ採られてしまうので自分の庭に植えてあるのを採取する。天ぷらあるいは簡単に電子レンジで茹でマ…
2月の大雪の後春は駆け足状態でやってきた。3月10日過ぎには雪は全く無くなり暖かい日が続いた。クロッカスやスノードロップ、冬知らず(金盞花の仲間)が咲き、早咲きの水仙が香りを漂わせる。 サルものどかな日差しの中いろいろなものを食べに来る。野…
2007年の冬は例外的に雪が少なかった。そのため琵琶湖の水の循環が果たされず湖底の酸素濃度が少なく生態系に悪い影響が懸念されていた。2008年は2月のバレンタインデーを中心に雪が降り、ここマキノでも100cmに達する積雪があった。3月7日現在でも20cm…
ここマキノでは毎年雪が積もる。この10年では少ない年でも30cm−40cm、多い年では80cmぐらい積もった。右の写真は30cmの積雪時のバラ園。バラは寒さには強いけれども雪の重さに耐えられる程枝が太くない。そのため気温が比較的高くて木の枝に雪が着く…
マキノは琵琶湖の北に位置するため南東の風が吹く季節はいつも湿度が高い。これは湖上を渡る風が水分を含むためと考えられる。近畿一円の気象情報を見ても乾燥注意報がこのあたりに出ることはまれであることからもこの事実が伺える。 冬 通常は12月から3…