湖北里山の薔薇から湖南ベランダ園芸のバラへ

マキノの自然と雑木林の中で咲かせたバラを紹介してきた著者が引越し後ベランダで育てるバラを紹介

早春のマキノ

2月の大雪の後春は駆け足状態でやってきた。3月10日過ぎには雪は全く無くなり暖かい日が続いた。クロッカスやスノードロップ、冬知らず(金盞花の仲間)が咲き、早咲きの水仙が香りを漂わせる。


サルものどかな日差しの中いろいろなものを食べに来る。野菜類だけでなくたとえばユリは引っこ抜いて根を、カサブランカという大きな白ユリはつぼみを食べる。もくれんのつぼみも食べるので花が咲かない。でも小猿はかわいい。この写真のように2匹ぐらいだと可愛いが団体で来ると被害は大きくなる。

ボス猿ではないがこのような雄の猿がまず様子を見に来た後大勢でやってくる。


鹿の被害は図体が大きいためたとえ一頭でも庭に入り込まれたら被害は大きい。ここ2,3年鹿がチューリップを食べるようになった。芽を出し始めたのを片っ端から食べる。その他パンジー、花ニラ、芝桜、木の新芽や木の枝等手当たり次第食べる。今年もチューリップを食べられて腹を立てていたら、テレビで道路際に咲いたチューリップの花を何百本も無惨に切り倒したり車で踏みつぶしたりという被害を報告していた。このような無意味な人間による被害を考える時、鹿や猿による被害は許せる気持ちになる。なぜなら彼ら野生動物は生活がかかっている上、我々が彼らの領域への侵入者なのだから。

鹿に葉を食べられたチューリップも蕾の出るのがその後だったら花は健気に咲いてくれる。右の写真はその一例である。