2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ドイツの詩にはバラがしばしば登場する。次のリルケの詩はバラの姿を最も良く感じ取っているので説明は全て蛇足。この詩はリルケの墓碑銘になっている。 Rose, oh reiner Widerspruch, Lust, Niemandes Schlaf zu sein unter soviel Lidern. Rainer Maria Ri…
今年の夏はことのほか暑く、例年は8月末から9月初めに行う剪定を9月10日から20日にかけて行った。そのため開花は10月末から11月初旬となった。さらにこの間雨の日が多く黒点病で落葉するバラが多かった。水滴を付けたバラもまた風情がある。 Herb…
10月に入ると野山や庭はさらに華やかになる。収穫の終わった田んぼには野の花が咲き乱れる。 田の畦に生えるツリガネニンジン。森と田の境界には鹿除けの電気柵が張り巡らされている。 猿には効果がないが鹿とイノシシには効果がある。 ピンクのミゾソバの…
「秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」は古今和歌集にある歌だけど、バラの手入れをしているとそれを実感できる。それとともに秋の訪れを素早く感じさせるのは空の雲ではないだろうか。 とりわけ鰯雲(或いは羊雲)は秋空によく似合…