2014-01-01から1年間の記事一覧
西洋から来たハーブの一つにセージがある。ドイツでは最も一般的な薬味でいろんな料理に使われている。またその強い香りが体に良いのかいろんな症状に対する薬草としても使われている。真夏のガーデニングに良く用いられている真赤な花のサルビアもその仲間…
今から200年前、19世紀には今ほどバラの品種が多様でなかったドイツでは、ゲーテの詩にもあるように野バラにその美しさを感じていたのだろうか。また多くの作曲家がゲーテの詩に曲をつけている。ルイーズ アストンという19世紀の女流詩人の作品にも野…
万葉集の巻八1537に「秋の野に咲きたる花を指(および)折りかき数うれば七種(くさ)の花」とあり、同1538に「萩の花尾花葛花撫子の花女郎花また藤袴朝貌の花」とある。そして朝貌とは今の朝顔、ヒルガオ、木槿、桔梗などの説がありいずれとも決め…
最近めっきり数が少なくなったカエルたち。ここ里山の中に作った小さな池には毎夏トノサマガエルがたくさんやってくる。と言ってここで繁殖するわけではない。他に池があるわけでもないのにどこで繁殖し、どうしてここに池があることを知ったのだろうかとい…
暑い夏にもバラはけなげに咲いている。乾燥、強い日差し、コガネムシやカミキリムシなどの襲来にもめげず。 こんな時期,汗をかきつつガーデンの管理をするものにとってはバラは元気を与えてくれる最高の伴侶である。詩人リルケの詩「夏」を紹介。もとはフラ…
少し古い詩人の詠む”バラ”の詩を。 バラが咲いている 私は敬虔なミツバチ だから無垢な葉に触れて そこから露と蜂蜜をくみ出せる でもこのバラは輝いていて いつも若々しい だから私の気分は上々だ 私のバラが咲いている限り 修景バラ "舞子” 無数の花を咲か…
西洋の詩人はバラの好きな人が多いような気がする。ゲーテやリルケだけでなく多くの詩人がバラをうたっている。 リチャード デーメル(1863年〜1920年)はプロイセンの詩人。彼の詩には、リヒャルト・シュトラウス、マックス・レーガー、アレクサン…
ここに掲載した写真のバラはすべて芳香性のもので、写真からもその香りを想像できそう。 薔薇(ばら)の内部 何処にこの内部に対する 外部があるのだろう? どんな痛みのうえに このような麻布があてられるのか? この憂いなく ひらいた薔薇の 内湖(うちう…
この冬はなぜか雪が少なく、その所為かシカやサルの訪問回数が少なかった。おかげで例年サルの餌場になる我が庭にも植えてから初めて多くの紫モクレンが咲いた。昨年は10輪ぐらい、食べ残しが咲いた程度だったがそれでも珍しかった。以前、つぼみに唐辛子…
冬になると琵琶湖には多くの冬鳥か渡ってくる。鴨の仲間が多いがコハクチョウも来る。人気の無い陽だまりで懸命に餌をついばむ鴨の群れ 湖上にも(岸にも)のどかに群れるカモたち 背景に見えるのは竹生島と雪をかぶった伊吹山、湖面にはコハクチョウが。 遠…