湖北里山の薔薇から湖南ベランダ園芸のバラへ

マキノの自然と雑木林の中で咲かせたバラを紹介してきた著者が引越し後ベランダで育てるバラを紹介

2010年の夏

今年の夏は本当に異常といえる暑い夏だった。長梅雨で植物はよく育ったが、地上部ばかり茂り根の方は楽をした付けが梅雨明け後の酷暑と小雨で報いを受けていた。ドングリの木ですら未熟な実を付けた小枝を多数落とし、秋になってもドングリの落ちるところは極端に少なかった。彼岸花は1週間遅れで少し咲いていたが例年に比べ少なく、田のあぜ道にはほとんど見かけなかった。
バラは鉢植えの水やりに園主は大汗をかき、地植えのバラも枯れ枝が目立った。そんな中、ブラックベリーは猿に取られずに収穫でき、9月末にはミョウガも収穫できた。

ブラックベリー  
このザルに2杯程収穫し、蜂蜜を加えたジャムにした。
ステーキのソースやパンに付けて食し楽しんだ。


ミョウガ

  


ようやく秋風の感じられるお彼岸の頃に収穫した。
大量にとれるので一部は甘酢に漬けて保存する。


  








   蛾の仲間


上の写真はオオミズアオという大きな蛾。 この蛾のマユは絹糸を取るのに使われ奈良時代から高貴な方の着物に使われた。蚕から作る糸に比べ、ややミドリがかった糸になる。



右の写真はクロアゲハ蝶の仲間かと思ったら実は蛾の仲間。その名もアゲハもどき。



テッポウムシ


バラの最大の敵、鉄砲虫。
今回はレディヒリドンを枯らした。木の根を食い荒らしこのように木の中で越冬する。
右の写真はそれを取りだしたもので手足もなくただ口だけが発達している。大きさ30mmぐらい。

成虫になるとカミキリムシになる。(ゴマダラカミキリ


癒し系の虫

アゲハチョウの幼虫。山椒の木の葉を食べ尽くし次に何を食べようかなって考えて居るところ。

手で触るなど刺激すると威嚇して首を持ち上げオレンジ色の角を2本出す。このときオレンジの香りも発散させる。