2010年のバラは2,3月の暖かさと4月の低温、5月の長雨という異常気象にもかかわらず、それでも(それ故にか)、一斉に咲くことはなく、少しずつ長期にわたって咲いた。しかし雨に遭うと花びらの多いバラは腐ることが多く、可哀想だった。それ故にこそなおいっそう、晴れ間に咲いたバラとその周辺に咲いた草花との競演はさすがに美しく、心洗われることが多かった。
HTローズのパパメイアン。香り抜群。うどんこ病に弱いと言われているがマキノでは出たことがない。周りを囲むのはリナリアのすらっとした花姿
白いバラ、修景バラのシュネーケニギン、とジギタリス
ローブリッター。直径5cmぐらいのコロコロした花。周囲の紫色の花はリナリア
プリンセスミチコ、これも22年目のバラ。日が当たらないとこのようなきれいなオレンジ色を保つ。
HTローズの芳純。その名の通り香りが良く資生堂から香水にして出されている。木はあまり大きくならないので雪国のマキノではやや生育が悪い。
上2枚の写真はいずれもコンボルボルス。アメリカンブルーは寒さに弱く冬には枯れるが、これは宿根草で毎年咲く。枕木の土留めを背景にするとしだれて美しい。
赤いポピーとアルストロメリア。今年は周囲に網を張って鹿の食害を防いだのでアルストロメリはよく咲いた。
アルストロメリアとポピーと金鶏菊
山野草のアスチルベ。今は野には見られず,園芸店で買う。 白い花や赤い花(左下に少し見える)も咲く。
物置小屋を移動した後に植えたインパチェンス