湖北里山の薔薇から湖南ベランダ園芸のバラへ

マキノの自然と雑木林の中で咲かせたバラを紹介してきた著者が引越し後ベランダで育てるバラを紹介

2008年ニューフェース

今年は気候が温和だったが梅雨が早かったので2番花を楽しむのは梅雨明けからになりそう。残念ながら今年はなぜか忙しく、バラの手入れの方に時間を取られ、写真を丁寧に撮ることがなかった。そのためそれぞれのバラはそれぞれに美しかったが個別のバラの最盛期の写真が少なかった。それでも昨年春に植えた新苗の薔薇が一人前になって咲き出したものが幾つかある。それらニューフェースをまず紹介したい。キヨミ、ティファニー、オフィーリア、ニュードーン、デューン、レディヒリドンがそれらである。


キヨミはHTの半つる性のバラで四季咲きである。その名前は作出者の亡くなられた奥さんの名前だという。つるバラには珍しい写真のような複色である。現在新しいシュートが1.2mぐらいに伸びているので今後たくさんの花が期待できる。鉄砲虫のため元気が無くなり枯れることを覚悟していた隣接して植わっているロザンナが、その後掘りあげて根に巣くっていた虫を取り出すという大手術をした結果元気を取り戻してきたためやや場所が窮屈になるかもしれない。  

シルバーピンクのロザンナとオレンジのプリンセスミチコに挟まれて今後どのような風景を形成するか楽しみである。


次のニューフェースはオフィーリア。1912年に英国で作られたというヴィンテージもののバラ。鹿よけに作ったアイアンのフェンスに絡ませてあり、順調に育っている。