湖北里山の薔薇から湖南ベランダ園芸のバラへ

マキノの自然と雑木林の中で咲かせたバラを紹介してきた著者が引越し後ベランダで育てるバラを紹介

2012年のバラ

2012年は雪が多く、春の4月始めに雪が降るなど厳しい年であった。また初夏には新しく伸びてきた多くのシュート(新梢)をサルが手折り食べ散らす害がこれまでになく多かった。
遅く咲いたバラは梅雨に合いゆっくり楽しむ日が少なかったように思う。梅雨明け後は雨が少ない上,酷暑が続き、水やりに大汗をかく日が続いた。それでもバラはつぎつぎに咲き、咲いては散り咲いては散りを繰り返し花殻切りが追いつかない状態であった。



毎年モッコウバラに次いで咲くつるバラのスパニッシュビュ-ティー
うつむいて何百という花が咲く


京都生まれのハイブリッドティーローズ、高尾。秋まで繰り返し咲く。


香りの良いホワイトクリスマス。古くから有るハイブリッドティーローズ(HTローズ)
羽を休めているのはスジグロシロ蝶


非常に派手なアンアカレーニナ。我が家生まれの新種。秋まで繰り返し咲く。
木の高さは60cmぐらいだが花径は10cm。フリンジがあり花色は赤からローズピンクに変わり散り際も美しい。


プリンセス アレキサンドラ オブ ケント。イングリッシュローズ香りがよい。


コンスタンススプライ。ツルバラとして育てているイングリッシュローズの第1号
春一季しか咲かないのが残念だがその分盛大に咲く。

コンスタンススプライ


フロリバンダのプレイガール。友達のプレイボーイは枯れてしまった。


イングリッシュローズティージングジョージア。グラハムトーマスに比べ花の周辺にグラデーションが掛かる四季咲き。



フレンチローズのピエールガニエール。フランスの有名シェフの名前


サハラ98。一時テッポウムシが入り弱っていたが元気を回復してきたツルバラ。
来年に期待。四季咲き。


プリンセス アレキサンドラ オブ ケント


赤いツルバラのテス オブ ザ ダーバースヴィルとピンクのウィリアムモリス。
白いバラは自家製のゾフィー ショル。ジギタリスも咲いている。


ミニバラのベビーマスケラード。直植えで毎年よく咲く。


6月4日 鉢植えを中心にバラが咲きだしてきた風景。リナリアジギタリスの立ち姿が美しい。


ノバラ。周辺の雑木林にも沢山生えているが手入れ次第でこの様に奇麗に咲く。秋になると実が赤く色づいて美しい。薔薇の原種でこれを交配親に使ってフロリバンダなどの多花性のバラが作られた。学名はロサ ムルティフローラ。接ぎ木の台として広く利用されている。


ローズオイルを採るためブルガリアで多数植えられているバラ。香りが良いため花が咲くと同時に摘み採られてしまう。


日本生まれの芳純という名のHTバラ。その名の通り芳純な香りがする。
資生堂から出されている香水の原料 


修景バラのシュネーケニギン(ドイツ語で雪の王様を意味する)


デンティベス。次々に花を付けて絶える事がない。花の中心の金色の雄しべも美しい。


レディ エマ ハミルトン。同じイングリッシュローズのパットオースティンに似た花色だが花弁数が多い。


ナエマ。香りが良く背が高くなる。四季咲き。


花径3−4cmの花が無数に咲くツクシイバラのようなバラ。一季咲きだが旺盛に伸びる。


ポールズヒマラヤンムスク。花径3cmぐらいのツルバラ。パーゴラを覆い尽くして何千という花を咲かせたが2011年の雪でパーゴラが倒壊、再度仕立て直す。つるは5mぐらい伸びる。