バラと詩(2)
ドイツの詩にはバラがしばしば登場する。次のリルケの詩はバラの姿を最も良く感じ取っているので説明は全て蛇足。この詩はリルケの墓碑銘になっている。
Rose, oh reiner Widerspruch, Lust,
Niemandes Schlaf zu sein unter soviel
Lidern.
Rainer Maria Rilke (1875-1926)
薔薇よ ああ きよらかなる矛盾よ
誰が夢にもあらぬ眠りを あまたなる瞼の蔭に宿す
歓喜よ。
リルケ (星野慎一訳)
グラハムトーマス。イングリッシュローズ
HTバラ。ロージークリスタル
セントセシリア。イングリッシュローズ。
パットオースティン。イングリッシュローズ