湖北里山の薔薇から湖南ベランダ園芸のバラへ

マキノの自然と雑木林の中で咲かせたバラを紹介してきた著者が引越し後ベランダで育てるバラを紹介

2013年夏から秋(実生のバラ)

今年の夏はとりわけ暑かった。昨年末ログの外壁を薄いブルーに塗装したため室内は外気温より3−5度ぐらい低かったがそれでも30度を超す日が何日かあった。
そんな中で昨年末播種し今年春芽生えたバラの種10個に花が咲いた。アロハ5本、グラハムトーマス5本。
芽を出し始めたアロハの種子、5月14日に一本ずつ独立させた。

下の写真は5月16日に撮影したもの。

グラハムトーマスの種から生まれたバラ。香りは強いが花びら数は親に比べて少ない。



アロハの種から生まれたバラ。アロハと少し色が異なりオレンジがかかっているが香りの強い花。来年が楽しみ。


同じアロハの種からできたバラでもこのように花弁の少ない花が生まれる。色はそれぞれ異なるもいずれもピンク系。


一方ではテッポウムシが入り枯れた木がある。ユキサン、ティージングジョージア。後者は枝を一本水につけておいたら根が出たので鉢植えにしてある。来春どこまで伸びるか。円月(黄玉)も一部の枝がしおれたところで発見、処置が早かったのと、深植してあったので一部の枝が枯れたところでテッポウムシを取り出した。ユキサンの後にテスオブザダーバースヴィルを鉢植えにしたものを置いた。

さらに夏の終わりに台風18号と25号の吹き返しの風が強く吹き、ツルバラ3本(オフィーリア、焔の波、ミュンスター)が根元から折れた。いずれもやはりテッポウムシが根を侵食していたため。焔の波は20年物だけに惜しい。ミュンスターは少し残っていたので折れた部分を切り捨てたところ30cmぐらいの位置で芽が出始めた。

夏の花の花殻摘みをかなりさぼったので秋に実がなっているのが多い。しかし10月末から秋バラがよく咲いていた。特に白バラのシュネービッチェン、マウントシャスタ、ゾフィーショルがよかった。