湖北里山の薔薇から湖南ベランダ園芸のバラへ

マキノの自然と雑木林の中で咲かせたバラを紹介してきた著者が引越し後ベランダで育てるバラを紹介

バラ園の脇役たち

イングリッシュガーデンでは多くの種類の花が互いを引き立てあって美しさを演出している。そのためにはそれら異なった種類の花が同一時期に咲き頃を迎えるように配慮しなければならない。ヨーロッパでは春はだいたい5月に一気にやってくるのとその後梅雨の季節や30度を超す高い気温がほとんど無いため花の時期が長く続く。マキノではバラの咲く季節には未だジギタリスルピナスは咲いていない。バラが咲き始めるまで庭を飾っている花々を紹介してみた。


ボケの花を鉢から取り出して植えすると2mぐらいの高さに成長し多くの花を付ける。その後リンゴのような実を付ける。ボケ酒を作る前に猿の餌食となるが花はご覧のように美しい。

 

鹿が食べ残したチューリップもあちこちに咲いている。下の写真は原種のチューリップで植えっぱなしで毎年咲く可憐な花。



雪の重さに耐えたハナミズキもこの頃咲き始める。


雑木林の中では大きな木々が葉を茂らす前に小さな木々の花が咲く。写真は一重の山吹でこちらは太田道灌が詠んだ八重の花と違って実 を付ける。