湖北里山の薔薇から湖南ベランダ園芸のバラへ

マキノの自然と雑木林の中で咲かせたバラを紹介してきた著者が引越し後ベランダで育てるバラを紹介

HT バラ

1998年に京都府南部からここマキノへ移植した薔薇はほとんどがHTバラであった。つるバラではピース、サラバンド、スパニッシュビューティー、炎の波、ミセスPSデュポン、ロザンナ、プレジデントLサンゴール、プリンセスミチコ でこれらは今も毎年咲いている。ただピースだけは鉄砲虫の被害を受けて主たる部分は枯れ、今は細い枝だけが2本残っている。今後再び回復するかどうか。このバラは寒さに比較的弱いのかもしれないが以前は数百の花が咲いていたのにここマキノではそのような圧巻的な咲き方はしたことがない。

高尾(写真)



HTバラのマリアカラス、衣笠、マウントシャスタ、フロージン、フロリバンダのシュネーヴィチエン、プリンセスミチコ、花霞などが現在も咲き続ける20年選手である。これらモダンローズは黒点病に比較的弱いと思われるがとにかくよく咲いている。パティオローズのレーゲンスブルグ、ミニバラのベビーマスケラードは鉢植えから直植えにしてこれらも古株となった。アメリカの山の名であるマウントシャスタは純白のバラで名のとおり樹高は高く、1-2mの枝は直立する。おおらかな花が咲く。


プリンセスミチコ(左写真)はトゲの多い枝に多数の花が咲くが強い日が当たると赤く日焼けする。通常フロリバンダに分類されている。香りがほとんどない。