湖北里山の薔薇から湖南ベランダ園芸のバラへ

マキノの自然と雑木林の中で咲かせたバラを紹介してきた著者が引越し後ベランダで育てるバラを紹介

庭の訪問者達

暑かった夏が終わるとともに、農薬を撒かない我が庭の花を求めていろんな虫たちがやってくる。バラの葉は少しは黒点病で落ちるがそれでも秋のバラは咲く。

写真のアカトンボ(アキアカネ)はギンヤンマが少なくなった今では、日本人にもっともよく知られているトンボだと思う。童謡赤とんぼの主題もこのトンボ。秋が深まるとともに色が赤くなり山から里に下りてくる。以前、上高地の奥の徳沢でキャンプしていた時、朝早く気温の低い中で日差しで暖まるまで羽を朝露に濡らしたまま寒さに耐えていたこのトンボを思い出す。



コバルトセージの花に止まった黄蝶。たくさん飛んでいるがなかなか静止してくれないのでこの写真も少しピントが甘い。



コスモスに止まっているミドリヒョウモン蝶。



ニラの花で蜜を吸うイチモンジチョウ。



例年盛夏の頃によく飛んでくる大型のアゲハチョウだが今年は少なかった。よく似た蝶にミヤマカラスアゲハやクロアゲハなど大型の蝶があるがいずれも少なかった。写真はカラスアゲハ。
山椒の木やミカンの木に卵を産みに来る。


秋になると樫の木などの高いところを素早く飛び回る銀色の羽根の蝶。地面に止まって水を吸っている時などに羽根の表側が見える。通常は黒っぽいえんじ色だがこの写真の蝶は雌で少し青みがかっている。羽根の裏が無紋の銀色なのでウラギンシジミという名前でよく目立つ。


庭でバッタなどを捕まえるカマキリ。威嚇するつもりの格好もなんだか踊っているように見えておかしい。


木の穴などに卵を産み付ける蜂。枕木の穴を探っている。時には自分で穴を開けることもあるがクマンバチ程大きな穴は開けない。


ヤマトシジミ。 小さな蝶の仲間を一般にシジミチョウというがこれは特に小さく1cmあるかないかの大きさ。 黄色いカタバミを食草にするので大抵の野原等に飛んでいる蝶。枕木の上で休んでいる。