作家の丸山健二氏が「安曇野の白い庭」というエッセイを書いておられる。アルプスの麓の田園地帯にある４５０坪の敷地に住み､周囲に木を植えるところから初め、白い花の咲く植物や葉物だけを集めたホワイトガーデンを作る作者自身の苦闘の軌跡を書いたものだった。
マキノの雑木林の中では木に咲く花は白いものが多い。野バラや（木蓮とよく間違えられる）タムシバ、コブシ、ウワミズ桜、ナナカマド、ヤマボウシ、エゴ、夏ツバキ（沙羅の木）、ザイフリボク（采振り木）、卯の花、ネズミモチ、栗の木、つる植物では仙人草等白い花は多い。
薔薇も白薔薇､赤薔薇は英国の薔薇戦争（１４５５年ー１４８５年）の時代以前からあったが、今もなお毎年新しい白薔薇が作られている。
我が家の白薔薇でもっとも好きなのはやはりシュネービッチェン(白雪姫)、最近はアイスバーグ（氷の山)という名で売られている。８−１０ｃｍぐらいの純白の花が春から秋まで咲き続ける。薔薇ゾウ虫が良く来るのでこれはこまめに捕らねばならない。
シュネービッチェン
ウィンチェスターカシードラル（イングリッシュローズ）
ザ・ナン。 セミダブル
マウントシャスタ。アメリカの山の名。
アメリカらしいおおらかな花で枝は垂直によく伸びる。
高さはいつも２ｍを超す直立型
ビルゴ 長蕾から咲く純白の花。
高校生の頃育てたことのある古い花。
